常温保存OK!「液体ミルク」ってどんなもの?「粉ミルク」との違い、メリット・デメリットは?

液体ミルク

赤ちゃんのミルク作りは、衛生面や温度に気をつけなくてはいけなかったり、頻度も多かったりと、思いのほか大変なもの。

家庭によって作り方に多少の違いがあるかもしれませんが、準備を始めてから飲ませるまでに10分程度はかかるので、赤ちゃんが泣き出してしまうと慌ててしまいますよね。

そんな中、2019年3月11日、日本で初めて乳児用の液体ミルクの全国販売がスタート。

海外では当たり前のように利用されている液体ミルクですが、

日本においては馴染みがなく、敬遠している方も多いかもしれません。

そんな液体ミルクについて、解説します。

液体ミルクとは、そもそもどんなもの?

液体ミルクは、調乳済みのミルクが液体状で販売されている製品。

お湯や⽔に溶かす必要がなく、哺乳瓶に移し替え流だけで、そのまま⾚ちゃんに与えることができます。

また、常温保存が可能なのが大きな特徴で、、外出時の持ち運びやストックとしても便利な製品です。

日本でこれまで、粉ミルクのみが販売されていたのは、液体ミルクを販売する法律が整っていなかったためです。

しかし、2018年8⽉8⽇に⾷品衛⽣法の『乳等省令』、健康増進法の『特別⽤途⾷品制度』において、液体ミルクに関する基準が定められ、⽇本で乳児⽤液体ミルクの製造・販売が解禁されることになったのです。

熊本地震がきっかけに

⽇本で液体ミルクが⼤きく注⽬されるようになったのは、2016 年4 ⽉に起こった熊本地震がきっかけでした。

震災により断⽔が続く中、フィンランドから液体ミルクが⽀援物資として届き、たくさんの赤ちゃんが助けられました。

これをきっかけに、各所で署名運動が⾏われるなど、日本国内における液体ミルクの販売スタートへの動きが広がっていきました。

海外では広く普及している液体ミルク

⽇本では「⺟乳」か「粉ミルク」、そして両者「混合」で赤ちゃんの授乳をして育てていくのが普通ですが、世界の他の国々ではもう1つの選択肢として、液体ミルクがあります。

特に、育児先進国である北欧で広く普及しており、粉ミルクと液体ミルクの販売量の割合はスウェーデンでほぼ半々、フィンランドでは液体ミルクが9割以上となっているそうです。

液体ミルクのメリット

とにかく簡単!誰でも調乳可能で失敗がない

液体ミルクはお湯や⽔に溶かす必要がなく、調乳の失敗がありません。

突然の夜泣きや、授乳に慣れていないパパや実家に赤ちゃんを預かってもらうときなどでも、液体ミルクを⼀緒に渡しておけば、お互いに安⼼できます!

すぐにあげられて、泣いている赤ちゃんを待たせない

粉ミルクの場合、準備を始めてから飲ませるまでに10分程度はかかるので、赤ちゃんが泣き出してしまうと慌ててしまいますよね。

おなかをすかせて泣いている赤ちゃんをあやすのは、慣れているママでもとても大変なもの。

液体ミルクは哺乳瓶に移せばすぐに使えるため、泣いている⾚ちゃんを待たせることなく、すぐに与えることができます。

常温保存OK!お出かけや、災害時の備蓄として

液体ミルクは常温保存が可能なため、普段の持ち運びにも便利です。

外出時の荷物を減らせることも液体メリットの利点でしょう。

外出先で粉ミルクを与える場合は、⽔筒に⼊れた熱湯や湯冷ましを⼀緒に持ち運ぶ必要がありますが、液体ミルクであれば、哺乳瓶と⼀緒に持ち運ぶだけでOK!

また、製造日から1年常温保存ができるので、多めに買って常備しておけば、万一の災害時用の備蓄にも。
災害時はストレスで母乳が出なくなってしまったり、衛生的なお水が手に入らなかったりする場合があるので、ストックしておくだけで安心ですね。

液体ミルクのデメリット

液体ミルクには、もちろん欠点もあります。

液体ミルクは、一度開封してしまうと、衛生上の観点から再度保存することはできません。

赤ちゃんのによっては足りなかったり余ってしまったりすることも。

その点、粉ミルクの場合は、作る量を調節できるので、必要なときに必要な分だけ作ることができるため、あまり無駄が出ることはありません。

また、粉ミルクよりは割高なため、経済的なのは間違いなく粉ミルクの方でしょう。

液体ミルクと粉ミルクは併用するのがベスト!

いかがでしたか?

液体ミルクと粉ミルク、どちらにもメリット・デメリットがあります。

両方のミルクのメリットを活かし、

基本的には粉ミルクを使用し、外出時や緊急時のために液体ミルクをストックしておく、、、

そんな風に、自分のライフスタイルにあった使い方をしていくのが一番良い方法ですね。