チョコレートは優秀な健康食品。高カカオチョコレートを毎日少しずつ食べて抗酸化&美肌効果も!

チョコレートは薬!栄養豊富な健康食品

子供も大人も大好きなチョコレート。

甘いチョコは虫歯の原因!などと悪者にされがちですが、昔のチョコレートは今のように甘くおいしい物ではなく、ドロドロとした苦い飲み物でした。

そんなチョコレートは、疲労回復や様々な症状に効く万能薬として、聖職者や貴族など身分の高い人が飲む貴重な薬として珍重されていたそうです。

つまりチョコレートは栄養豊富で様々な健康効果も期待されている、優秀な食品。

タンパク質、脂質、糖質、食物繊維、ミネラル類、カカオポリフェノール、テオブロミンが豊富に含まれています。

そして特に、健康への働きが期待されているのは、チョコレートの主原料であるカカオ豆に含まれる「カカオポリフェノール」!

お茶、赤ワイン、コーヒーなどにも含まれていますが、とりわけ豊富な分量を誇るのが、

チョコレートの原材料であるカカオ豆から取れる「カカオポリフェノール」なのです。

こんなにある!チョコレートの健康パワー

脳を活性化させる

チョコレートに含まれる「テオブロミン」が、大脳皮質を刺激して集中力や記憶力、思考力、やる気を高めるといわれています。

チョコレートを食べたり香りをかぐと、集中力や記憶力が高まるということも、人の脳波や学習実験から実証されています。

2012年秋、臨床医学の権威である『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』という雑誌に、チョコレートの一人当たりの年間消費量がトップクラスのスイス、アメリカ、ドイツ、スウェーデン、イギリス、ノルウェー、イタリアなどはノーベル賞受賞者も多いという調査結果が発表され、話題になりました。研究したアメリカの医学者によると、チョコレートは集中力や記憶力、認知機能を高めることから、消費量が多い国は優れた学者も育ちやすいと考えたようです。

出典、引用:良薬は口に美味し?恋にも健康にも効くチョコレートの驚異!

リラックス効果

チョコレートにはカフェインが含まれていますが、コーヒー一杯に100〜150mgのカフェインが含まれているのに比べて、ミルクチョコレートを100g食べてもカフェインは約20 mg、ココア一杯でも13mg程度とごく少量です。

それどころか、カカオに含まれるカフェインの一種「テオブロミン」には、神経を鎮静する効果や精神をリラックスさせ、ストレスを軽減する効果があることが分かっています。

高血圧予防

チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールには、血管を広げて血圧を下げる効果があり、高血圧予防が期待できます。
血管に炎症があると血管が狭くなり血液の流れが悪くなりますが、カカオポリフェノールを摂取することで血管の炎症が軽くなり、血管が広くなるためです。

動脈硬化予防

カカオポリフェノールにはLDLコレステロールの酸化を抑える働きがあります。

ポリフェノール量の増加に伴い、HDLコレステロールも増加するため、動脈硬化の予防に働きます。

LDLコレステロールが活性酸素によって悪玉化、そして動脈硬化による心臓病リスクを回避します。

北欧諸国で10年間にわたる追跡調査をしたところ、「チョコレートやココアの摂取量の多い人ほど心臓病が少ない」という医学研究結果が2012年に発表されました。

また、血管を拡げる作用もあるので、高血圧や冷え性、血栓の予防にもなります。

抗酸化で美肌効果

カカオ・ポリフェノールには優れた抗酸化作用があり、老化や病気の元となる活性酸素を除去してくれる働きがあるといわれています。

しみやそばかすなどの原因も紫外線による活性酸素です。

カカオポリフェノールには抗酸化作用があるので、活性酸素を除去し、肌のダメージを保護します。

アレルギーの改善

カカオポリフェノールにはアレルゲンに対して抗体がつくられるのを防ぎ、

肥満細胞からヒスタミンが放出されるのを防ぎ、アレルギーの発症を防ぎます。

また好酸球の働きを抑えるなど、アレルギー症状を防ぐためにいろいろ働きます。

おすすめは「高カカオ」チョコレート。

とはいえ、チョコレートならどれも同じわけではありません。

市販の安価なチョコレートには、

白砂糖・植物油脂・香料・乳化剤などの添加物ばかりで

カカオ成分はほとんど入っていないものも!

カカオ成分70%以上のものがおすすめです。

1日に必要なポリフェノール量は?

ポリフェノールの1日の摂取量は1,000~1,500mg程度が目安となっています。

日本人の成人の平均摂取量は1010mgと言われているので、1日に200~500mgぐらいのカカオポリフェノールを、毎日、何回かに分けて摂取することで十分に補うことができます。

生活習慣病の改善などの健康効果を期待するには、チョコレートとココアではそれぞれポリフェノールの量が異なりますので、できれば製品ごとに含有量をみて摂取量を考えるとよいでしょう。

毎日少しづつを習慣に

ポリフェノールは早く吸収されるため、その抗酸化作用は比較的早く発揮されます。

しかし長時間持続することができないので、一度にたくさん食べてしまわないで、少しずつ食べることをおすすめします。

チョコレートをエネルギー補給として食べるのであれば、間食時がよいですし、ココアの血流改善効果を期待するのであれば、朝の一杯やスポーツをする前などに飲むのがおすすめ。

しかし、様々な健康効果が期待されるなカカオポリフェノールですが、体内にとどめておくことができず、一度にたくさん摂取しても排出されてしまいます。

だからこそ、必要な分だけ毎日、少しずつ習慣化して続けることで効果が発揮されます。

チョコレートは太る?

「チョコレートは太る」と心配される方がよくいますが、カカオ豆に含まれるカカオバターの脂肪分は吸収率が低く、体脂肪になりくいことが実証されています。

しかもチョコレートは少量でも高い満足感が得られるため、脂肪分の多いケーキなどを食べるより、むしろ肥満の抑制になるといえるでしょう。

必要以上に食べるのでない限り、チョコレートに含まれている抗酸化物質を摂るほうが身体の老化防止によいという説もあります。

しかし安価なチョコレートの主成分には、カカオバターは使われておらず、植物油脂が混ぜられていることが多いので注意が必要です。

いざという時の保存食にも!

ナポレオンはアルプス越えの際にチョコレートを活用するなど、チョコレートは軍隊の携帯食にも利用されており、保存食としても優秀です。

もし冬山で遭難しても、チョコレートがあれば生き延びる確率が高いでしょう。

もしもの備えとしても常備しておくと安心ですね。