砂糖の4万倍の甘さ?!知っておきたい7種類の人工甘味料とその危険性

甘味料には「天然甘味料」と「人工甘味料」があります

天然甘味料

天然甘味料には、「食品」と「添加物」に指定されるものがあります。

食品系の天然甘味料には、一般的に糖と呼ばれるブドウ糖やオリゴ糖、天然の資源から甘味成分を取り出し精製、濃縮した砂糖やはちみつ、メープルシロップなどがあります。

添加物系は、天然に存在する甘味料と人工的に合成される甘味料(人工甘味料)があります。

ステビア、キシリトール、ソルビトール、トレハロースなどですね。

キシリトールは天然由来の甘味料ですが「人工甘味料」に分類されています。

人工甘味料・合成甘味料

合成甘味料は、食品に存在しない甘味成分を人工的に合成したもので、人工甘味料または合成甘味料と呼ばれます。

サッカリン、アスパルテーム、ネオテーム、アドバンテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースなど。

その多くが糖質0・カロリー0で代謝されずに体外へ排出されると言われ、低カロリー甘味料や、カロリーゼロ、糖類ゼロを謳う製品に使用されているので有名ですね。

人工甘味料の危険性や副作用

人工甘味料が体へ及ぼす影響は、がまだまだ不明な点が多いですが、以下のような危険性も指摘されています。

脳卒中と認知症のリスクを高める

「人工甘味料を含む炭酸飲料は脳卒中と認知症のリスクを高める可能性がある」という長期的な追跡調査に基づく研究結果が米国で発表されました。

引用:人工甘味料に認知症リスク 日本経済新聞

カロリーゼロでも太る!

カロリーゼロとうたっている食品を取っても、脳は人工甘味料を甘いものと判断します。

人工甘味料を使ったものを食べれば食べるほど、体はどんどん甘いものや炭水化物がほしくなリ、太ることにつながります。また、人工甘味料の甘みに慣れてしまうと、甘みに対する味覚が鈍り、ついいつもよりも食べ過ぎたり甘みを追加するようになってしまい、結果、当然痩せるどころか太ることになります。

糖尿病リスクの増加

人工甘味料が糖尿病のリスクを高めている可能性があるという論文が、イギリスの科学誌「ネイチャー」で発表されました。

人工甘味料入りの水を与えられたマウスは糖尿病につながり得る耐糖能障害が起きやすくなったそうです。

参考:人工甘味料で糖尿病リスク増加、ネイチャー誌に論文

コカイン以上の強い依存性

人工甘味料にはコカイン以上の強い依存性があると言われています。

人工甘味料も、麻薬、覚醒剤やアルコールとまったく同じ作用で、依存症を起こすのです。

下痢の副作用

人工甘味料のキシリトール、ソルビトール、マニトール、ヘキシトールなどは便の水分貯留を引き起こし、いわゆる浸透圧性下痢になる場合も。

人工甘味料を使った一部の商品の製品表示欄には「食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあります」と書いてあります。

人工甘味料の種類

アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)

人口甘味料の代名詞ともいうべき存在が、砂糖の100~200倍の甘さをもつアスパルテーム。

海外では危険性が認識されるようになりました。1983年に食品添加物として認可されたアスパルテームは、現在ではさまざまな食材に使用され、アスパルテームを完全に排除するのは、非常に困難であると言えます。アスパルテームを摂取し続けると、実は体重を増加させる傾向があります。他に脳腫瘍、てんかん発作、知能障害などの可能性があります。

使用されている商品は、低カロリー甘味料のパルスイートをはじめ、洋菓子、ヨーグルト、お菓子、飲料水などです。

安全性については、がん、脳腫瘍や白血病との関連も強く疑われています。

2015年の日本アレルギー学会で、人工甘味料はアレルギー性気道炎症を増悪させるとの発表がされました。

この発表内容は、喘息があるマウスに人工甘味料「アスパルテーム」を投与すると、アレルギー性気道炎症が発症したというものです。

ネオテーム

ネオテームは、アスパルテームの改良品で、砂糖の7,000~13,000倍の甘さ!

アルコール類には溶けやすく、熱に強く水にやや溶けにくい性質です。

飲料類、デザート、チューインガム、お菓子などに使われています。

アドバンテーム

現在最も強力な甘味料が、アミノ酸系高甘味度甘味料で、砂糖の2万~4万倍の甘味度を持っているアドバンテームです。アスパルテームのなんと約100倍の甘さとなります!

日本では、味の素がアドバンテームについて、欧州委員会と米国食品医薬品局(FDA)の食品添加物認可を取得し、日本でも2014年6月18日に厚生労働省の食品添加物認可を取得し、既に様々な商品に使用されています。

また、アドバンテームの名前の由来は
「アドバン」=進化した、進歩、前進(アドバンスより)
「テーム」=飼いならされた、おとなしい、柔順な

と言うことだそうです。なんだか怖いですよね。

サッカリン(サッカリンナトリウム)

サッカリンは砂糖の200~500倍の甘さを持ちます。

サッカリンは発がん性物質で有名な「コールタール」の研究中に偶然発見されたもの。ある日の実験後に研究者が手を洗わずに食事をしたところ、の甘さに気付いたとか・・・ちょっと恐ろしい気もしますよね。

しかし、過去には動物実験によりサッカリン摂取による発がん性が指摘され、先進国で使用禁止の措置が取られていたため、一般的に良い印象は持たれていないでしょう。その後の研究で発がんリスクを否定する結果が出たため、日本では厚生労働省から食品添加物として使用を認められています。

現在、アメリカや中国などでは大量に使用されていますが、日本では安全性維持のため各食品への使用量が制限されてています。実際に、数ある人工甘味料のなかでも比較的毒性が高いと言われ、1日5g~25gで下痢や胃酸過多などの急性毒性も見られます。

ナトリウム塩にして水に溶けるようにした「サッカリンナトリウム」は、歯磨き粉、菓子類、アイスクリーム、清涼飲料水、乳飲料などに使用されています。

あなたは歯磨き粉の成分を知っていますか?   歯磨きは、歯を健康に、口内環境を清潔に保つために、毎日…

アセスルファムカリウム(アセスルファムK)

アセスルファムカリウムは、砂糖の約130~200倍の甘さを持ちます。

特に低カロリーを売りにした、清涼飲料水やアルコール飲料に使用されていますが、後味が悪いと感じる人が多いので、甘みの後引きのある「アスパルテーム」とよく併用されています。

製造過程で発がん性物質である「塩化メチレン(ジクロロメタン)」が溶媒として使われる場合があるため、一部では塩化メチレンの残留を不安視する声もあります。

「塩化メチレン」は、皮膚に接触すると炎症を引き起こす場合があることが知られています。

スクラロース

スクラロースは日本では1999年に認可された、比較的新しい人口甘味料で、その甘さは砂糖の約600倍という驚異的な甘さを持った人口甘味料です。

しかし実験結果等が少なく、安全性が不確かだと言えます。

店頭などで直接販売されてはいませんが、多くのゼロカロリーやダイエットをうたった清涼飲料水やアイスクリーム、ガム、のど飴などに使用されています。これもまたアスパルテームに近い毒性を持っています。

摂取しても虫歯にならない、血糖値やインスリン値に影響を与えないなどと言われている一方、138度以上に加熱すると有害な塩素系ガスが発生するので、安全性に問題があるとして、国会で取り上げられたことがありました。

米国ワシントン大学医学部研究チームが、スクラロースの危険性を以下のように「糖尿病の発症につながる」と報告しています。

スクラロースについては、「摂取すると、血中のインスリンおよびグルコース反応の増強に関連していることが判明した。

このことはⅡ型糖尿病の発症につながる」(米国ワシントン大学医学部研究チーム)との報告がある。

出典:ビジネスジャーナル

キシリトール(キシリット)

キシリトールは、砂糖と較べると同じ甘さでカロリーは25%低い、天然にも存在する添加物の人工甘味料です。

シラカバやカシを原料におもにフィンランドで生産されていましたが、現在は生産効率やコストを下げるためにトウモロコシのデンプンから作られています。

私たちの身近なところでは、イチゴやラズベリー等の果物やレタスやホウレンソウ、カリフラワー等の野菜などに含まれています。体内でも肝臓で1日に5~15g 生産されています。

また、キシリトールの効果として、虫歯を防ぐと言われていて、ガムに使用されています。

その安全性はWHO(世界保健機構)でも認められており、安全な甘味料だといえますが、

キシリトールの原料に白樺の樹液を使用しているため、花粉症の一種である白樺アレルギーの人が食べると、くしゃみや目、鼻のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

人工甘味料を避けるには?

いかがでしたか?

このように、現在は様々な人工甘味料が普及しており、私たちは毎日人工甘味料を口に入れています。

全てを避けることはできませんが、これを機に、普段何気なく口にしている食品や商品の表示を確認し、どんな人工甘味料が使われているか確認して見ると良いのではないでしょうか。

家庭では砂糖に代わる天然甘味料を使うのがオススメです

カロリー、GI値、ショ糖からみるメリット・デメリット 甘味料を使う際、気になるのはカロリー。糖質制限をしている…