はちみつ、アガベ、メープル、ビート・・・砂糖に代わる天然甘味料、どれがいい?メリット・デメリットを調べました

カロリー、GI値、ショ糖からみるメリット・デメリット

甘味料を使う際、気になるのはカロリー。糖質制限をしている方は、GI値が重要になってくるかと思います。それぞれ、選ぶ甘味料によってかなり違ってきます。

また、健康面で考えると、ショ糖の含有量も気になるところです。

ショ糖は、果糖とブドウ糖がくっついてできたもの。果糖やブドウ糖は、単体ではすぐれた栄養素なのですが、この2つがくっつくと悪玉になってしまい、 胃酸や消化酵素が働きかけても消化不良になってしまう事が多いのです。消化されずに体内に残ったショ糖は、胃・小腸・大腸で真菌や悪玉菌やウイルスなどの大好物の栄養素となってしまい、結果的に悪玉菌が増えます。それを白血球が悪玉菌を退治しにかかりますが、悪玉菌を殺した後の白血球の死骸からは、活性酸素が大量に発生してしまい、その活性酸素で臓器が損傷を受け、様々な病気を引き起こす原因となるのです。

それぞれの甘味料の特徴は?

はちみつ(GI値32~88)

言わずと知れたはちみつは、砂糖の1/3の容量でほぼ同じ甘さ、しかもカロリーは砂糖よりも100キロカロリー近くも抑えめです。ショ糖の割合も7%以下と、素晴らしいです。

コンビニ、スーパーなどどこでも手に入るはちみつは、手軽に白砂糖の代用になりますね。

はちみつには、生の酵素も生きています。天然酵素は熱に弱いため、非加熱の天然はちみつをオススメします。

また、ミツバチの体内を通ったはちみつには、優秀な免疫力向上の働きがあります。

気になるGI値ですが、甘味の強い蜂蜜は一般的に高 GI 食品と認識されており、実際に百花蜂蜜を GI 値 87 の高 GI 食品とする、とされています。

しかしその一方で、ルーマニア産アカシア蜂蜜は、GI 値 32 の低 GI 食品であるとのデータも!

GI値を気にされる方はアカシアはちみつを選んでみると良いでしょう。

優れた殺菌力で知られるマヌカハニーなど、はちみつにはたくさん種類があるので目的別に使い分けるのが良いと思います。

出典:みつばち健康科学研究所

メープルシロップ(GI値73)

メープルシロップとは、サトウカエデなどのカエデ樹液を濃縮したもの。

はちみつよりGI値もカロリーも低い!砂糖類と比べると100キロカロリー以上低いという嬉しい天然甘味料です。ショ糖はまあまあ多め。

カルシウムやカリウム、マグネシウム、60種類を超える多種多様なポリフェノールを豊富に含んでいるのが特徴です。

安い製品には、砂糖やコーンシロップにメープルシロップを3パーセント以下加えただけの製品も!原材料が「メープルシロップ」だけのものを選びましょう。

乳幼児に与えられないはちみつと違い、着色料や添加物などを含んでいない100%自然食品の場合は乳幼児に与えることができます。

アガベシロップ(GI値28)

アガベシロップとは、リュウゼツラン科アガベ属に属するテキーラ・リュウゼツランやアガベ・サルミアナを含む数種類のアガベより採取される樹液で作られている甘味料です。

その特徴は、ショ糖の少なさに加え、とにかく低いGI値28!

砂糖の約1.3倍の甘みを持つことを考えるととても優秀な低GI食品ですね。

アメリカでは、GI値55以下の食品を低GI食品として定義しているそうです。

糖質制限中の方、血圧・高血糖が気になる方は、絶対にアガベシロップがオススメです。

また、配糖体のサポニンや抗酸化成分のケンペロールなどのポリフェノール類、水溶性食物繊維のイヌリンなどが豊富に含まれているとのことです。

水に溶けやすく、加熱に強いため様々な料理に使いやすいのもメリットです。

てんさい(ビート)糖(GI値65)

てんさい(甜菜)とは、見た目は大根のようでいて、実はほうれん草と同じアカザ科の作物。ほのかな甘さをもつ野菜で、大根のような白い根を細かく切って煮出すことで、糖分を抽出します。上品で優しい甘さが特徴です。

一般的によく使われる上白糖は、99%が炭水化物なのに対し、てんさい糖には、カリウム、カルシウム、リンなど豊富なミネラルが含まれています。カロリーは高めですが、GI値は低め。

てんさい糖は身体に優しい自然な健康食品というイメージがありますが、問題点もあります。

日本のてんさい糖のほとんどは、北海道で栽培される甜菜から作られます。もともと甜菜は寒さに強いため、寒冷地の作物として、緯度の高いヨーロッパなどが主な産地ですので、北海道はその中でも最南に位置し、害虫の被害に合う割合も高いそうです。そのため、北海道産の甜菜のほとんどは、害虫予防のためにも農薬が使用されているようです。

また、気になる遺伝子組み換えについては、日本では遺伝子組み換えされた甜菜の商用栽培が認められていませんので、日本産の甜菜が原料であれば安全です。

しかし海外産のてんさい糖については、遺伝子組み換えの甜菜が原料のものも存在します。海外産のオーガニックてんさい糖は、遺伝子組み換えによって害虫に強い甜菜を作り、それにより無農薬栽培を可能にしているケースが多い、という情報も。

自分に合った甘味料は見つかりましたか?

いかがでしたか?

それぞれに味や風味も個性豊かなものなので、色々試してみて使い分けてみるのがオススメです。

筆者自身はどれも常備していますが、主にメープルシロップを愛用しています。

理由は、やっぱりメープルシロップの味が好きだから!

皆さんもお気に入りの甘味料を見つけてくださいね。


KIRKLAND カークランド メープルシロップ 1326g